ーコンコンー
私は今、数学教官室の前にいる。
工藤先生に会うために。
ーほらっ!行っといで!
工藤くんのとこ!ー
篠崎先生がにやにやと私に
言ってきたから
なんとなく来てしまった。
『あの、工藤先生は、、、』
私は中にいる先生に尋ねた。
『工藤先生は、部活いったよ?』
『ありがとうございます。』
私は体育館に向かった。
先生はバスケット部の
顧問だから。
あの時も同じ、
バスケットの顧問をしていた。
ー俺はバスケが好き。ー
ー俺はゴールが欲しいんだ。
サッカーにもゴールはあるけど
バスケットのゴールは
ボールより少しだけ大きいだけ。
ピンポイントだろ?ー
あの時先生が言ってた言葉を
思い出した。
体育館を恐る恐る除くと
体育館で生徒に混じって
バスケをしている先生を見つけた。
私もかつては
バスケ部だった。
一人の女子生徒が水を飲みに、
こちらへやってきた。
『羽鳥先生?ですよね?』
彼女は二年生の確か
バスケがうまいって、
有名な、、、。
『あ、えと。』
『矢田です!矢田カンナ。』
『矢田さんね?』
私は矢田さんをすぐに覚えた。
すごく、可愛くて
優しい子だったから。
『おーい、矢田、
コートはい、、、
あれ?どうした?羽鳥、先生』
矢田さんを呼びに
近づいて来て
私に気づいた先生。
けど、いつも、
私のこと 呼び捨てだから、
いま、あとから"先生"って
つけてた。
『いや、特に用は無かったんですけど』
私が申し訳なさそうに
答えると、
先生は思いついたように
言った。
『あ!羽鳥!お前も練習まじれ』
先生、また呼び捨て、、。
矢田さんは驚いた顔をして、
私と工藤先生を交互に見る。
工藤先生は
部員を全員集めて話した。
『えー、羽鳥先生は
高校時代俺の生徒だった。
羽鳥先生もバスケ部だった。
それに、エースだぞー??』
そんな工藤先生の言葉に
部員は
えー?と驚きの声をあげた。
『だから羽鳥先生にも
混じって練習してもらおう!な?』
『で、でも!もう、できるかどうか』
そうあたふたしてる私に
先生は"大丈夫"と言ってくれた。
ジャージは部員の予備を借りた。
ーピーッ!ー
という工藤先生の笛を合図に
試合が始まった。
私は今、数学教官室の前にいる。
工藤先生に会うために。
ーほらっ!行っといで!
工藤くんのとこ!ー
篠崎先生がにやにやと私に
言ってきたから
なんとなく来てしまった。
『あの、工藤先生は、、、』
私は中にいる先生に尋ねた。
『工藤先生は、部活いったよ?』
『ありがとうございます。』
私は体育館に向かった。
先生はバスケット部の
顧問だから。
あの時も同じ、
バスケットの顧問をしていた。
ー俺はバスケが好き。ー
ー俺はゴールが欲しいんだ。
サッカーにもゴールはあるけど
バスケットのゴールは
ボールより少しだけ大きいだけ。
ピンポイントだろ?ー
あの時先生が言ってた言葉を
思い出した。
体育館を恐る恐る除くと
体育館で生徒に混じって
バスケをしている先生を見つけた。
私もかつては
バスケ部だった。
一人の女子生徒が水を飲みに、
こちらへやってきた。
『羽鳥先生?ですよね?』
彼女は二年生の確か
バスケがうまいって、
有名な、、、。
『あ、えと。』
『矢田です!矢田カンナ。』
『矢田さんね?』
私は矢田さんをすぐに覚えた。
すごく、可愛くて
優しい子だったから。
『おーい、矢田、
コートはい、、、
あれ?どうした?羽鳥、先生』
矢田さんを呼びに
近づいて来て
私に気づいた先生。
けど、いつも、
私のこと 呼び捨てだから、
いま、あとから"先生"って
つけてた。
『いや、特に用は無かったんですけど』
私が申し訳なさそうに
答えると、
先生は思いついたように
言った。
『あ!羽鳥!お前も練習まじれ』
先生、また呼び捨て、、。
矢田さんは驚いた顔をして、
私と工藤先生を交互に見る。
工藤先生は
部員を全員集めて話した。
『えー、羽鳥先生は
高校時代俺の生徒だった。
羽鳥先生もバスケ部だった。
それに、エースだぞー??』
そんな工藤先生の言葉に
部員は
えー?と驚きの声をあげた。
『だから羽鳥先生にも
混じって練習してもらおう!な?』
『で、でも!もう、できるかどうか』
そうあたふたしてる私に
先生は"大丈夫"と言ってくれた。
ジャージは部員の予備を借りた。
ーピーッ!ー
という工藤先生の笛を合図に
試合が始まった。

