先生に逢いに行く。


『先生は、真っ直ぐなんです。
あの時の屈折してして、しまくって
これ以上、屈折のしようがないほど
の私と違って。』


『あの頃?私のしってる
羽鳥さんとは随分印象ちがうなあ』



『はい、だいぶ
変わった気がします。はは』


篠崎先生はその日
帰って行った。