先生に逢いに行く。

『ここだよな。』


先生は私の家の前に
車を停めた。

『はい。よく変わってないの
わかってましたね?』


『何も言わなきゃ昔と
同じだろうと思って!』

先生はまた微笑んだ。


『先生ありがとうございました。』



私はそう言って
先生に背を向けると、

『おい!羽鳥、
親御さんまだ、帰らないのか?』


先生は明かりのついてない
私の家を不審に思ったのか

私に聞いた。


『え、ええ。
今日は居ないみたいですね』


『そか!気をつけてな!じゃ』

そう言って先生は
車をUターンさせ、

帰って行った。