先生に逢いに行く。


『先生?』

私は工藤先生に声をかけた。

教師になって、はじめて
先生と話せるんだ。


『んん〜?おぅ!羽鳥か!』

先生は寝てたのだろうか?
眠そうに目をこすって私をみた。


『先生、私お先に失礼しますけど、
鍵をっ』

『あっ!俺も帰るよ!送ってく、』


私は工藤先生に鍵を預けて
帰ろうとしたのだけど、

工藤先生も帰るらしい。


『いやっ!あの、大丈夫です!』

私はなんだか申し訳なくて
断ったんだけど、

『気にするな。積もる話
しようや。』


そう微笑んでくれた。


ーまだ好きー。


その笑顔は私を確信に迫らせた