無視はよくないと思い、
話しかけようとした。


けど、無理だった。


翔に近づくたんびに
心が苦しくなる。






嫌気がさした私は屋上に来た。



「翔、ホントに行っちゃうのかな??」


「さみしい…なんて思っちゃう…

 だめだな~…



 私は…。



 っ…。」




また、涙。

泣きすぎるのはだめ…



もっともっと強くならなきゃ…。



「お願い、止まってよ~…。」