『最悪…あーくんいないなんて…』

『仕方ねぇよ。あーくん暑がりだし。どうせ後で会うから別にいいだろ?』

『あ…そっか~♪』

はぁ…機嫌直さないと俺までイライラするからな…

『今日は何する?』

『今日は…新曲聞かせるよ』

『新曲出来たの!?』

『あぁ…歌詞はまだだけど…』

『楽しみ~♪どんな感じ?』

『んー…悲しい系。あ、ソロあるからな』

『えっ!?嫌だ~』

『じゃないといい感じにならないんだよ…』

『じゃあ…ベースのソロにしたら?』

『ベース…』

『あ…ごめん!!わざとじゃ…』

『いいよ…もう…慣れたからさ。』

『でも…』

『ほら、授業始まる…』

ベース…そろそろ探さないとな…

そう思いながら俺は寝た。