初めて会った時、百花は俺のことをまったく相手にしてくれなかった。 ずっと大きな落書き張に絵を描いていて、目を合わせようともしない。 初めてあいつが笑ったのは、俺が描いた怪獣の絵を見た時だ。 「すごい、すごいね!」そう言って嬉しそうに笑っていた。