「ここまで買い物に?家でも近いのかい?」 「はい、すぐそこなんです」 「なんだ、僕もだよ。ご近所だったのか…偶然がこんなに続くなんて凄いね」 楽しげに話をする二人の横で、なんとなく疎外感を覚える。 自分の知らない男と親しそうにしているのも、イライラする理由の一つかもしれない。 「それで、隣の人は…」 「え?」 「えっと…友達かい?」 「ああ、従兄弟ですよ」