「そんな顔してるとさ、先輩に目つけられるぜ?」 「別に興味ねえよ」 「お前が興味なくてもあっちは興味深々だってば。お前さ…知らないだろ?」 「は?」 もったいぶるように声を小さくするので、聞き取りにくいことこの上ない。 「お前、三年の先輩に生意気だって言われてんだぜ。しかもヤバめのグループに」 ヤバめってなんだよ…ちゃんとした日本語を使え、とイライラしていたら、相手がさらに早口で爆弾を投げてきた。