それなら愛は、どうなります






まさかその名前が出てくるとは思っていなかった。


夏樹の隣にいるあの子を、あたしはよく知ってる。


友達になりたくてずっと見てたから…そうか、先輩はあの子のことを。



「なるほどって、知ってるのかい?」



興味を示した先輩にどんな顔をしたらいいのか悩む。


少しうつ向いてから、あたしは決心して顔を上げた。



「……先輩」



あなたの笑顔が大好きです。