先輩ほどの男前が何をためらっているのかと思ったけど、そういうことなのか。 「でも、まだ彼氏か分からないじゃないですか」 「そうだけどね…でも僕とはタイプも違ったし」 「そうなんですか?」 「ああ、体も大きかったし、熊と戦っていてもおかしくないような感じだったよ」 「……熊、ですか」