こんな可愛い女の子から好意を寄せられていたなんて、正直嬉しい。 「だから一緒に帰りたいなあ」 嬉しいけど…ひーちゃんは昔から知らない人をあまり好まない性格だ。 だからこの子を連れて行った場合、いい反応をしないのは予想できる。 どうしたらいいんだろう…そう考えていると、お願い!と言って両手を合わせてきた。 「あたし明日は用事があって無理なんだよね…だめかな?」