「いただきまーすっ」 「落ち着いて食えよ。あとこの前、お前ピーマンだけ残しただろ?偏食はするなって昔から…」 「え、えっと…これ美味しそうだね!」 ひーちゃんの小言を真面目に聞いてたら日が暮れてしまう。 焦って話しを遮ると、ぱくぱくとオカズを口に放り込んだ。 そんなわたしを見てひーちゃんはため息をつきながらも、嬉しそうに目を細めた。