あれから、一週間。 私は、紫月と一度すら、あっていない。 紫月は、ずっと学校にも来ないし、かといって、家にもいない。 多分、女の子の家にでも、泊まっているのだろう。 そんな様子に少し安心している、醜い私がいる。 今、紫月に会っても、気まずいし、紫月は、目すら合わせないだろう。 あの後、私は、一日、学校を休んで、家で、ずっと泣いていた。 だから、次の日は、目が酷く赤くなっていた。 そして、あれから、朱翔を避けている。 ・