この高校に入ったのは理由がある。




中学が一緒だった人が誰も




この高校を受けないからである。




私は過去を捨てようと決めた。




「おかあさーん。早くーっ!」




「あっまって望!カメラ忘れちゃった」




「もおー!何やってんの?本当
どんくさいんだからー(笑)」




「ごめーん。おまたせ!」




「いいよっ♪ほらっ急ごっ!!」




「大丈夫まだ時間あるわよー♪」




私が通う昇愛高校(ショウアイ高校)は




私の家から徒歩20分程度。




自転車で通うので何かと近いし楽だ。




お母さんと歩いていると




学校に着いた。