それから3日後
辰季のお葬式が行われた。
あいにく、天気は雨で俺らは傘を差しながら辰季の家まで歩いていた。
その間誰1人口を開かなかった。
「莱くんに騎羅くん…それに愛奈ちゃんに果夏ちゃん…ごめんなさいねっ…っ…あの子、いつも笑ってたわ!いい友達が出来たって…なのにっ…あの子ったら…」
辰季のお母さんの言葉を聞いて俺達は泣き出した。
辰季は馬鹿だ。
なんでなんだよ…友達なら話してくれてもよかったじゃねぇか…
本当に馬鹿だよ…辰季…
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