「騎羅…誤解だ!!俺はちゃんと女が好きだから!!」



「俺もだわ!!」



「「「「あははは!」」」」



みんなが笑ってたらいい。
みんなで怒られたら方がいい。
ただ、それだけで満足なんだ。だから彼女とか好きな女はいらなかった。



「まぁ、仕方ないから泊まりに行くわ。どうせ莱の家今日誰もいねぇんだろ?」



「そう!だから来いよ!新しく買ったゲームやろうぜ」



「お、まじか!やるやる」



この時、少しでもみんなの顔を見てればよかった。
辰季が悲しい顔をしていたなんて。