「鈴村はいい友達もったな!」



「俺…本当にごめんな…っ…」



俺が泣き止むまで愛奈は俺を抱き締めてくれた。
やっぱり、騎羅達と離れるのは無理だ。でも、やっぱり騎羅達を馬鹿にされるとイラつく。



「莱は1人じゃねぇぞ?」



「そうだよ!果夏達がいるから!1人で悪者にならないでよ?」



「あたし達は、4人で頑張ってきたんだから!じゃないと辰季もきっと怒るよ?」



そうだな…辰季ごめんな。
騎羅、果夏、愛奈…ごめんな。
今日わかった事がある。
やっぱり、みんなが大好きだ。