しばらくしてから俺は職員室に向かった。



「しつれーしまーす」



「鈴村!!大丈夫なのか?」



「全然平気。それと、全て思い出したから今から麻耶と話つけてくる」



「本当にそれでいいんだな?」



俺は、もう迷わない。大切な人を守のに必死すぎて気づかなかったが…俺、頼るって事忘れてたわ。



「おう!ちゃんと麻耶と話つけて、騎羅達にも話してくるわ」



待たせてごめんな。みんな。俺、もうお前らと離れるのなんて考えられねぇ。
だから、もう一度…友達になってくれねぇかな。



「鈴村なら大丈夫だ。お前は、よく1人で頑張った。これからは、沢山あいつらを頼ってやれよ」



そう言って抱きしめてきた大ちゃん。
本当にありがとう。大ちゃんにも迷惑ばっかかけて悪かった。でも、大ちゃんいなかったら俺頑張れて無かったのかもな。