「俺は…こんな所にいたらダメだ…」



俺がベットから出ようとした時…
いきなり病室のドアが開いた。誰だ?
顔をあげるとそこには麻耶がいた。麻耶…ごめんな寂しい思いさせて



「莱…大丈夫?」



「大丈夫だ、心配かけたな…」



「まってよ…こんなことして…まだあたし達を苦しめたいの?」



あたし達を苦しめたいの?待てよ。
おかしくねぇか?麻耶は何もやってねぇだろ。




「ふふっ、今回はあなた達が莱を助けなかったからでしょ?」



「ふざけんな!!!!お前が…お前が莱を脅してたくせに!!!」



そう言って男は部屋を出ていった。
何なんだあいつら…俺を脅していた?
何のことだよ…思い出せねぇ…