こいつ頭可笑しいんじゃねぇの?
なんで俺が麻耶の味方しないといけねぇんだよ。



「ふざけんじゃねぇー…俺は麻耶の味方になんかなったつもりねぇよ!!幼馴染みってだけでも吐き気する。だから縁切ったんじゃねぇかよ!!」



今にも殴りかかりそうな俺を騎羅がとめた。
今の俺をとめれるのは騎羅だけだからな。



「ひっどーぃ…麻耶…悪くないじゃん…」



いきなり泣き出した麻耶にクラスメイトは駆け寄って声をかけていた。