莱side



姉ちゃんと怜央くんそれと知らない3人。
俺の友達?それとも他人?
さっぱりわかんねぇー…
思い出そうとすると頭痛くなるし…



「なぁ!本当に覚えてねぇのか?」



金髪の男が俺に話しかけてきた。
こいつ、カッコいいな(笑)



「もしかして、俺の友達の人?そうだったらごめんな。俺家族の事以外覚えてないみてぇなんだわ…」



どうかしてるよな、俺。
どうして倒れたのかも、どうして記憶が無いのかもわかんねぇ。
ただ、一つだけ覚えているのは誰か大切な奴らを必死で守っていたことぐらい。