「いや…俺はなんもやってねぇ!」



「いいの!なら、帰りましょうか!」



美琴が立ったから俺も立ち上がった時…
グラッ

やべー…倒れる。
気づいた時には俺は倒れてた。



「莱?!誰か救急車呼んで!莱!莱!」


美琴の声を最後に俺の意識は飛んでいった。


俺は、バカだったのかもしれない。
あの時、あいつらを頼っていればよかったのかもな。