やっぱりいつみてもこのお店は派手だな…だから、たくさんのお客さんが来るんだろうけど。



「らーいっ!」



そう言って抱きついてきた姉ちゃん。姉ちゃん…もう30近いんだからその格好は、辞めろよ…。



「姉ちゃん苦しい…」



「あ、ごめんごめん!そう言えばなんでお店来たの?」



「あ、うん…バイトしてぇんだけどどっかいい場所ねぇかな?って」



「バイトかー…あたしの時はすぐキャバ嬢って決めちゃったからなー…ほら!時給いいし!」