「お前ら!席につ…け…って、鈴村!?お前ついに頭おかしくなったか!?」 「は?大ちゃんこそ頭大丈夫?」 「おい!大ちゃん呼ぶな!よし、鈴村後で職員室来い」 「無理!俺授業受けるから」 「え…本当に頭大丈夫か?病院行くか?」 病院行くのは大ちゃんの方だろ。俺はどこもおかしくねぇ!! クラスのみんなは俺と大ちゃんのやりとりに笑っていた。 その時…いきなりクラスのドアが開いた。 俺はゆっくりとドアの方を向いた。