「麻耶、悪いのは俺だ。だから、今日から騎羅達には何もやらないでくれ。犠牲になるのは俺で充分だ」 どうせ、また何かを考えているんだろ。だったら次は俺にあたればいい。麻耶が満足するまで…俺を傷つければいいんだ。 「わかったよ…なら、莱には沢山傷ついてもらう。麻耶が苦しかった分傷ついてよ!!」 泣きながら叫んだ麻耶。 あー、こうなったのは全部俺が悪いんだな。はははっ、やっぱり俺は駄目な奴だ。