「麻耶ちゃんどうかした?」



「え?あ、何でもない!ただ、ボーッとしちゃっただけ!」



「なら、よかった!あ、また鈴村くん達サボってるんだね…」



窓の外を見ると莱達が楽しそうに話していた。
羨ましい…麻耶も戻りたいよ。
みんなとまた仲良くしたい…
愛奈と付き合っててもいいから…麻耶を嫌いでもいいから…みんなとまた仲良くしたいよ…



「本当だね…単位大丈夫なのかな?」



「さぁ?あたし達には関係ないよ!それに、麻耶を泣かしたあいつらが嫌い」