「帰ってきたら倒れてるし、熱は高いし…びっくりさせないでよね」
「……」
呆れたように言いながら俺の視線に合わせるように屈む律に、俺は横になったまま腕を引っ張り抱き寄せた。
「わっ…さ、悟?」
「…律、ごめん…」
「…?」
「俺、本当最低だった…律のこと、当たり前だと思ってた…」
律がいつもここにいること、色々してくれること
全部、当たり前だと思ってた。
「けど…違うんだって、失くしかけて気付いた」
けど、違う。
その心一つで消えることもある。
当たり前なんかじゃ、ない。
「失くしたくない…律が好きだ。俺には、律だけだ」
今更都合がいいと言われても仕方ない。
けど、聞いてほしいんだよ。俺の格好悪い本音。
律への、想い



