「好きっちゃ好きなんだけどさぁ、家族っぽいっつーか…倦怠期だよ。倦怠期」 「何勝手なことばっかり言ってるのよ。毎日の食事も今着てるそのシャツも…全部その子がやってくれてるから、西島さんは生活出来てるんでしょ」 「そうだけどさー…」 「感謝もしないで倦怠期とか言って他の子にちょっかい出そうとして…その子が最低とか言い出すのもわかるかも」 「なっ…お前言葉が厳しすぎるんだよ!泣くぞ!?今ここで泣くぞ!?」 「勝手にどうぞ」 「そんなんだから独身なんだよ冷徹女ー!!」 「…悪かったですね」