「…、」 (あ、あの二人…本当にそういう関係だったの!?) ありそうでないと思っていただけに、驚きを隠せない。 「また部長とやり合ったんすか?」 「だって話聞いてくれないんだよ!?今回の企画だって新宿店の子たちと話し合って、絶対いけるって決めたのにっ…」 「……」 「悔しいよりも、皆に申し訳ない…私じゃ企画の一つも通せないなんて…」 「…、」 ぐすぐすと泣きながら話す稲瀬さんに、田口くんは宥めるように頭をよしよしと撫でる。