「……」 …ん? …んん? …んんん? ここは紛れもなく私の部屋。 これは間違いなく田口くん。 なぜ?なぜ?? 何で田口くんがここに!?しかも同じベッドに寝てる!? 「……」 恐る恐る布団をめくれば、その姿は上半身裸の状態で布団にくるまっている。 半裸!!何で半裸!? いや、まぁ…もう…状況的にあれしか考えつかないわけで… ま…まさか私、私… 酔った勢いとはいえ田口くんに手出しを…!? みるみるうちに目は覚め、全身の血の気が引いていく。