ロンリーファイター








「うー…」



結局、酔っ払いフラフラになった田口くんに私はその体を支え、自宅へと送りに来た。



まさかビール2、3杯でこの状態とは…

いつぞやに酔っ払った時、西島さんたちが『ちょっと飲んだだけ』って言ってたのは本当だったんだな…。



「っと…、はい着いたよ。鍵貸して」

「うー…」



田口くんの家のドアの前、渡される自宅の鍵を受け取りガチャガチャッと鍵を開けた。



「ほら、靴脱いで」

「はーい…」



そしてずっしりとしたその体を支え家へあがる。

パチ…と電気をつけた部屋は、相変わらず質素なワンルーム。