ー 「……」 居酒屋を出て、西島さんたちと別れた俺は一人夜の街を歩いていた。 頭の中では先程の会話をぐるぐると巡らせたまま。 滝さんが椎菜さんを…か。って関係ないって言ってるくせに、考えてる自分。 (あーもう、考えるのやめろ。俺) 明日もバイトあるし、今日はもう帰るか…そう足を帰路へ向けようとした、その時 「あれ?田口くん?」 「!」 呼ばれた声に振り向けば、そこにはこちらを見る椎菜さん。 「お、今帰りか?」 …と、滝さんの姿。