「すみません、手羽先とサラダ。あとポテト山盛りで」
「かしこまりました」
「って田口お前、居酒屋来て普通に食事してんじゃねーよ!呑め!」
「いやっすよ。俺酒弱いし」
「そういや田口、お前はそういう話題ないのか?」
「?そういう話題?」
「彼女、いるんだろ?」
「いや、いないっすよ」
「は!?真っ盛りの大学生が!?しかもお前そんないい見た目してて…彼女なしってマジか!?」
「…まぁ大学あんまり行ってないし。普段家とバイトの往復だし」
「うわー、勿体ない…俺が田口みたいな顔だったら毎日遊びまくるのに…」
「はぁ」
西島さんはそう悔しそうにビールを飲む一方で、一人の先輩が不意に呟いた。



