ー…バタン、
「……」
…あの時の泥酔してた様子も聞かれてたんだ…あぁ、恥ずかしい…!
でも若い子って言われた!…なんて些細なことに嬉しさを感じている自分もまた悲しい。
はぁ、と溜息混じりで受け取った荷物の差出人を見てみれば、そこには『稲瀬恵子』と母の名前が書かれている。
(…?お母さんから?)
何だろう、と箱をテーブルに置き開けると、そこに入っていたのは丸いワンホールのケーキ。
そしてそれに添付されている、『今年こそ良い知らせを待ってます』と書かれた手紙と30の文字を型どったロウソク…
って何コレ!嫌がらせか!!しかもワンホールって…食べ切れないし!!
(仕方ない、鈴木さんにあげちゃおう…)
ていうかどいつもこいつも…
人の誕生日を何だと思ってるのよ!!!



