ロンリーファイター




くそっ、あのハゲ!!一緒に過ごす相手なんていないの分かってるくせに!!

いつもの仕返しと言わんばかりに嫌味言って!!



イライラと帰宅した自宅のテーブルに置いた袋の中には、コンビニで買ってきた缶ビールとカップ麺。



(でも定時あがりなんて久々だし…ゆっくりしようかな)



ーピンポーン、

「?はーい…」



そうしていると鳴ったインターホンに、玄関へと出る。



「椎菜ちゃん、こんばんは」

「あ、鈴木さん。」



そこにいたのは、隣の部屋に住むおばさん…鈴木さん。



「ついさっきなんだけどね、宅配便が来て荷物預けて行ったのよー。これ!クール便みたいだから!」

「あ、すみません。ありがとうございます」

「毎日お仕事大変ねー。若い子があんまり無理しちゃだめよ!ちょっと前も酔い潰れて帰って来てたでしょ!ストレス溜まってるのねー!」

「あはは…お恥ずかしい」



鈴木さんはそう私に荷物を預け、じゃあと自宅へ戻って行く。