(…あぁ、もう絶対からかわれてる…)
格好悪い、
年下相手にこんなことで顔真っ赤にして
「……」
こんな私を見つめるその目は、どんなことを思っているんだろう。
真っ直ぐに、
読めない瞳で見つめるから
息が、出来なくなるよ
「…、」
言葉に詰まり、ただその目を見つめ返した…その時
ーガチャッ!!
「ハッピーバースデー涼平ー!!」
「一日遅れのサプライズだよー♪」
「!!」
「!?」
空気を打ち破るように突然現れたのは、恐らく田口くんの同級生であろう大学生くらいの男の子二人と女の子一人…。
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