「おい、美雪ー。一分も遅れてるぞー。キャハハハハハ!」 ふざけんな。美雪をパシらせるなんて。何様のつもりだ。 「ごめんなさい・・・。」 美雪、謝らなくていいのに。 悪いのは本田達じゃん。飲み物ぐらい自分で買ってこいよ。 私は、いじめという光景を見ていた。 何もせずに。 心の中でこんなこと思ったって意味ないのに。