冷血女子とふわふわ男子




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「ここは…どこ?」

一面真っ白な世界

「なにここ、なんか気持ち悪い」

一面真っ白でなにもない。
ただたくさんの人がいるだけ


てってってってっ

くいっくいっ

『ねぇねぇ、お姉ちゃん』
「なぁに?」

私は洋服をひっぱられたから下をみたら小さな女の子が立っていた。

『行かないの?』
「えっ?」
『あっち』

女の子が指した方向を見ると大きな門が建っていた。

『早く行かないと閉まっちゃうよ?』
「えっ!」
『あれが閉まるともう一生現実の世界には戻れなくなるよ?』

私は走った。
後10メートルというところで門が閉まってしまったのと同時に辺りが真っ暗になった。