相思片愛






いつか俺は彼女に 

話しかけることができるだろうか。



彼女の家をもう一度みる。



いま気づいたけど

表札には"小林"と書いてあった。



小林さんかぁー

けっこう普通の名字だった。



俺は珍しく

足取り軽く学校へむかった。