「チョコもいいけど、さくらもちょうだい?」


「……え?んっ……」



さくらの、顔を上に向かせ、自分の唇を重ねた。



さくらの唇は、柔らかくて甘くて……


そして、少し冷たい。



「つ、翼く……ここ、外っ」


「んー?んなの、知らない。別に見られてもいいし」


「だ、ダメだよ……!」