どうしようもない幼なじみに…





 下半身が痛いし、大和の体の重みを全身で感じてる。

 こんなこと初めての体験で、もうやりたくないかも。

「…初めてだよ、大和」

 私が言うと

「…ハァ…初めてじゃねーと…ハァ…困るんだけど」

 荒い息遣いのまま、大和が答えた。

「あはは…そうだよね…。…でも、もうやりたくないなぁ」

「…言っとくけど、俺と結婚したら毎日やることになるんだぜ?」

 ゾクッ

 それだけは勘弁…。

 私は大和を恨みがましく見上げた。

「何?その目…まだヤりたりない?しゃーねぇ…付き合ってやるよ」

 服を着かけていた大和が動きを止める。

「ち、違うよ!」