ゆるふわなキミ



ゆるふわが病気か何かでいないってことは、要するに私の放課後も安泰!
ユカにそう言って安心して部活に出てもらって、いつもの商店街に足を伸ばす。
幸い、絡んで来た女子とも会わずに学校から抜け出せた。
元の生活。
嬉しくてついニコニコしてしまう。
よし!今日こそあのクレープ完食しようかなっ♪

「楽しそうな萌ちゃん、久しぶりにみっけ♪」


………………何でいるんだよゆるふわ……


「久しぶりに見たらまた可愛いなー萌ちゃん♪キスしていい?」
「死ね」

早足で歩いて、商店街を抜け。。。

「つれないなぁ。久々なのに♪」

ーーられませんデシタ。

手をガッチリ掴まれ、強制的に足が止まる。
このゆるふわ、華奢な見た目の癖に力強い。足も(私より)速いし。

「久々とか関係ないんですけど。私、会いたくなかったので」
「またまたぁ~そういう所も久々だと一段と可愛いなぁ♪」

ムカつく所も久々で何より!

「とにかく離してください!迷惑です!」

バッ!と力任せに掴まれた腕を引っ張ると、案外簡単に解けた。

……って……ん……?

ふと違和感を感じる。なんだろう?とゆるふわの顔を覗きこんだ。