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In 壱吾クン’S部屋
マッタリするのは代わり映えしない参人組。
龍一、空気読めよ。
苺ちゃんは密かに(じゃまーじゃまー)と龍一に思念を送ってみる。
それに気付くヤツなら今更ここで寛いでいる筈もないが、龍一は唐突に言い放った。
「俺も彼女欲し―!!!苺ちゃん、俺にトモダチ紹介してくれっ♪」
空気どころか流れも読めない龍一である。
だがしかし、彼女が出来れば龍一とて彼女と過ごすだろう。
よっしゃ!!
龍一の恋に一肌脱ごう!!
苺ちゃんは俄然(自分の為に)やる気になって、紹介するトモダチを考えた。