それはそうと、あの親っさんにコイツの存在を知られたら、確実にコロサレル。


気分はもはや、いつ暴発するとも知れない核爆弾の所有者。





壱吾クンは庭に出て、地中深くにそれを埋めた。

核廃棄燃料の定番処理―――


(って、核燃料と核爆弾じゃ基本的にモノ違うんですけどね?)


ぶっちゃけちょっと名残惜しいけれども……

いやいや、ここは命を惜しもう。










その光景を通りすがりの人が見て



『凶悪犯面したヤツが地面に何か埋めてた!いや、絶対あれ死体!』




と警察に誤報したのはまた別の話である―――。







end/chapter*7

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