「でも、ちょっと気になるよね。瀬名っていつもどんな事してるの?」




興味津々に身を乗り出す女子に、苺ちゃんは身構えた。




「はっ!!!もしかしてみんな壱吾クンのコト狙って…!?ダメダメっ。壱吾クンのストーカーはわたしだけなんだからぁ!!」



「「「絶対それはナイから」」」






生憎だが瀬名壱吾にもストーカー業務にも興味ナッシング。


混じりッ気なしの純然たる興味120%濃縮デス。






そう言われて、苺ちゃんはつぶらな瞳を虚空に投げ昨日のコトを思い返した。







「昨日もストーカーしたんだけどぉ―――…」