「…ゲボッ…親と…祖父母は…。」


「鈴夏を庇って事故にあってしまったのじゃ…。」


レイドがこの先を繋げた。



「事故…?鈴夏と同じなんじゃ…?」


私の親なので、同じ能力持ってると思ってるらしい…。



「…ゴボッ…持ってないよ…?私だけ例外みたいよ?珍しくも無いんじゃない?」


「…じゃ…鈴夏だけそれで、親達は、人間なの?」



「いや…風珸。違うぞ?わずかだけ持っていたらしい…。だが、強く持ってるのは、鈴夏だけじゃ。」


レイド。知っていたのか…。



「…んじゃ…ヒール持っていたんじゃ…?」


「風珸。私はその頃小さかったの。ヒール(回復魔法)持っていても、わずかな傷にしか効果は…ゴボッ…無いよ。」


私は体に少しヒール使った。


「…我は空から見ておったが…周囲はひどかったのぅ…。」


レイドは私に尋ねた…?