「ゴメンね…あっちに行かなくちゃ…。」 私は笑顔で、あっちを指差した。 「えぇー…つまんないよぅ…鈴夏ちゃん。」 不機嫌になった男子達。 「同クラなんだから大丈夫だよ?」 私は人差し指を口に当てた。 クラスでね…。という意味だ。 「分かったよ…。」 男子達は私のそばから離れて行った。 はぁー疲れる…。 いつまで続くんだ? おっとこうしちゃいけない…。 行かなくちゃ…。