ダークファイヤとブリザードブレスは互角だった。



「ふん…やるじゃない。じゃこれはどうかしら?
…ダーク サンダー”闇の雷“。」


鈴夏は左手を空に掲げた。



悪雲が空に集まった…。いや…鈴夏に集まってんのか…。








ならっ、これだな。



「…ロック シールド“岩の盾“。」

俺は剣を置いて、両手を地面に押した。



俺たちの目の前に、岩の盾が現れた。


茶色で、むちゃくちゃ岩が固まったようだった。


まるで山だな…。








とりあえず、ガードをしました。



俺たちは無傷だ。