鈴と風





「あんた達…戦う気あんの?」


ハアッとため息をついた鈴夏。


「あるわけないだろ。」

俺が答えた。


「どうして?」


首を傾げて言った鈴夏。



「お前を取り戻すからだ。」


俺はキッパリ言った。